小学生の頃に流行ったラジコンやモデルガン、これを普通に遊ぶのではなく改造する事に没頭する。ラジコンではハイパワーのモータを搭載し、100mを何秒で走行できるか計測し、時速を算出!時速100km/hを目指すも1日で高価なモータを焼き尽くすという結果を得る。
モデルガンも同様で、内部のスプリングを強力なものに改造し、父親の車に向けて発射!相当な傷を残し父親に怒られる。キンケシやビックリマン等の収集する流行りには乗らず、独自の路線で楽しむ幼少期を過ごす。
中高生の頃には、音楽に目覚める。しかし当時流行っていた系統の音楽には見向きもせず、パンクロックの方向に行き、オイパンク→ハードコア→スラッシュ→ミクスチャーと、ドンドン人とは違う方向に突っ走る。最終的にはポルトガル語圏のインディーズバンドを発掘するという、いったい何がしたいのか分からない路線へ進む。
もともと事の理由を調べる事が好きな性格な為、就職後はこうした性格が役に立つ。
新幹線等の移動中、窓から見えた建物の形が気になると「何故?あの形なのか??」自分なりに論理的に解答できる説明を考えていたり、ペットボトルの形状を論理的に説明する等の一人遊びをしているが、傍から見るとただの変なオジサンである。
ただし、こうした自分なりの頭の体操は本業務に役に立っており、周りの視線は本人は気にしていない。また人前や発表の場等、まったく緊張しない性格であり、初めて行ったセミナーでも非常に楽しかった記憶がある。
基本的に自分が素晴らしい結果を残すといった「ホームランバッター」になる事には興味が無く、誰かにホームランを打ってもらいたい「バッティングピッチャー」タイプである為、現在のコンサルタントという仕事は非常に性に合っている。
誰かにホームランを打ってもらう為に、いま知り得ている情報や経験等を伝えて行く。するとすぐに引き出しの中身が無くなってしまうので、それを埋めるべく更に上位の情報を自分にインプットする。自分の持っている知識や経験などをオープンにする事で、自分は更なる高みを目指すキッカケとなる。自分なりのモチベーションを上げる方法である。